
月と太陽BREWING
本記事に掲載している写真やロゴは、ブルワリーさまよりご厚意で使用許可をいただいたものです。無断転載・無断使用は固くお断りします。現地の空気感をそのままお届けできれば幸いです。
ブルワリー基本情報
ブルワリーのストーリー

代表取締役
森谷 祐至

調理師からブルワーへ、知識ゼロからの挑戦
2014年10月26日。札幌市中央区に、まだ珍しかった「ブルーパブ(醸造所付き飲食店)」という形で産声を上げた月と太陽BREWING。代表の森谷祐至氏は、もともと調理師として約10年間の修行を積んだ人物でした。素材に向き合い、組み立て、一皿を完成させる。その経験と自負があるからこそ、「自分の好きなビールの造り方を知らない」という違和感が、心のどこかでずっとくすぶっていたのです。
ビールづくりの知識ゼロからのスタート。関連書籍を読み漁り、道内外のブルワリーに教えを請い、死に物狂いで貯めた貯金を元手に独立へ踏み切りました。けれど現実は甘くなく、7桁の貯金では醸造設備と飲食店を両立できないという壁に直面。融資申請でも「ブルーパブって何?」と門前払いを受けることさえあったといいます。それでもあきらめず、あの手この手を尽くして約10ヶ月の準備期間を経て、ようやくオープンにこぎつけました。
店名に込められた想い
店名の「月と太陽」には、森谷氏の人生そのものが刻まれています。健やかなときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、ずっとそこにいてくれた存在。それが「月と太陽」でした。さらに「BREWING」に込めた「ING(〜し続ける)」には、飽きっぽい自分への戒め、「自分で決めたこの仕事で人生全うしろよ」という覚悟が込められています。その想いは、今も変わらず月と太陽BREWINGの軸となっているのです。
白石区への移転、そして未来へ
2021年には醸造設備の規模拡張に伴い、醸造拠点を札幌市白石区へ移転。創業当時の志とひたむきさを大切にしながら、「北海道をクラフトビール王国へ」というコンセプトのもと、地域と未来をビールでつなぐ存在であり続けること。それが、月と太陽BREWINGの変わらない想いです。
ブルワリーの個性・哲学
初心者にこそ楽しんでほしい
月と太陽BREWINGの最大の個性は、「初心者にこそ楽しんでほしい」というスタンス。その日の気分や好みに合わせて選べる幅広さ。そして、どのビールを手に取っても「クリーンでバランスが取れている」という安心感。それが、月と太陽BREWINGのビールが持つ、やさしい個性なのです。
素材に真摯に向き合う哲学
調理師としての経験を持つ森谷氏が語る「素材に真摯に向き合う」という哲学は、ビールづくりにもそのまま息づいています。モルトやホップという素材の個性を見極め、作り手として、飲み手としての気持ちを一致させる。定番ビールであっても、仕込みごとにホップを変えたり、常にブラッシュアップを重ねて「今」を超える味わいを目指し続ける姿勢。自社醸造ならではの柔軟な発想と確かな技術を活かし、多彩なスタイルのビールを醸造しています。
ビールを起点とした地域文化の発信
さらに月と太陽BREWINGが大切にしているのが、ビールを起点とした地域文化の発信。北海道産の原料の活用や、道内企業・アーティストとのコラボレーションを通じて、素材の背景やストーリーを尊重しながら、ビールを通じて人と人、地域と未来をつなぐ存在であることを目指しています。日常に自然と寄り添いながらも、飲むたびに新しい発見がある一杯を届けること。それこそが、月と太陽BREWINGのクラフトビールづくりの理念なのです。
原料・製法のこだわり


徹底した温度管理と工程管理
「雑味のないピュアな味わい」を実現するために、月と太陽BREWINGが徹底しているのが、仕込みから発酵、熟成に至るまでの温度管理と工程管理。小規模ブルワリーだからこそ、一仕込み一仕込みに目を配り、丁寧に醸造を重ねることができるのです。
ブルワー厳選のモルトとホップ
使用する原料は、ブルワーが厳選したモルトとホップ。定番ビールであっても、仕込みごとにホップを変えるなど、常に「今の最高」を追い求める柔軟さがあります。また、北海道産の原料を積極的に活用し、地元の素材を使った季節限定ビールや、道内企業・アーティストとのコラボレーションビールも展開。素材の背景やストーリーを尊重しながら、ビールを通じて地域文化を発信しています。
小規模ならではの柔軟な醸造体制
醸造設備は600L×6基、300L×5基のタンクを備え、多彩なスタイルを同時並行で醸造できる体制。小規模だからこそできる柔軟な発想と、確かな技術に裏打ちされた安定感。その両立が、「クラフトビール初心者でも安心して楽しめる一杯」を生み出す秘訣なのです。
看板ビールの紹介
月と太陽BREWINGには、日常的に楽しめる定番ビール4銘柄があります。その中でも特におすすめの3本をご紹介します。
Pilsner(ピルスナー)

スタイル:Pilsner
ABV(アルコール度数):5.0%
IBU(国際苦味単位):26
チェコのプルゼニ地方を発祥とする、世界中で愛されるスタイル。月と太陽BREWINGのピルスナーは、淡色モルトが織りなす透き通った黄金色と、ブルワー厳選のノーブルホップによる繊細で爽やかな苦味が特徴です。一口飲めば、ふわっと広がる穀物の香りと、喉をすっと通る軽やかさ。仕事終わりの一杯に、休日のリラックスタイムに、デイリーに楽しめる味わいです。
「ビールはやっぱりラガーが好き」という方にこそ、ぜひ飲んでほしい一杯。クリーンでバランスが取れているから、ビール初心者の方にも安心しておすすめできます。
Pale Ale(ペールエール)

スタイル:Pale Ale
ABV(アルコール度数):5.0%
IBU(国際苦味単位):33
王道アメリカンスタイルのシトラス香が華やかに広がるペールエール。職人が厳選配合したモルトが、ふくよかで複雑性のある味わいを生み出し、上面発酵ならではの華やかさと余韻までも楽しめる一杯です。モルトとホップの良いバランスが重要なこのスタイルを、独自製法で丁寧に醸造。
一口飲んだ瞬間、グレープフルーツやオレンジを思わせる柑橘系の香りがふわりと鼻を抜けます。苦味は穏やかで、後味はすっきり。「エールビールって初めて」という方でも、すんなり楽しめる親しみやすさが魅力です。友人とのワイワイした時間や、ちょっとリッチな週末の夜に、ぴったりの一杯。
IPA(インディアペールエール)

スタイル:IPA
ABV(アルコール度数):7.0%
IBU(国際苦味単位):67
モルトとホップを大量に使用して造られる、ハイアルコールと凛とした苦味が特徴のIPA。職人が厳選配合したモルトが琥珀色の味わいの土台をしっかりと築き、トロピカル、シトラス、フローラルといった華やかな香りの奥に、松脂や檜などのウッディなキャラクターを併せ持つアメリカンホップがブーケのように香ります。
一口飲めば、ガツンとくる苦味と、口の中いっぱいに広がるホップの華やかさ。アルコール度数7.0%のしっかりとした飲みごたえは、「クラフトビールってこんなに個性豊かなんだ!」という発見をくれます。直接的に味覚と嗅覚を刺激してくる、まさにビール好きを虜にする一杯。がっつり肉料理と合わせて、じっくり味わいたいビールです。
その他のラインナップ


月と太陽BREWINGの魅力は、定番ビールだけではありません。本店・miredo店では、毎日10種類のビールを提供。定番4種類に加え、季節限定ビール、コラボレーションビール、ときにはゲストビールまで、日替わり樽替わりで楽しめます。
定番のNelson Sauvin Lager(ネルソンソーヴィンラガー)は、ニュージーランド産ホップ「ネルソンソーヴィン」を使用したラガー。白ワインを思わせるフルーティな香りと、すっきりした飲み口が特徴で、女性にも人気の一杯です。
また、北海道産の原料を使った季節限定ビールや、道内企業・アーティストとのコラボレーションビールも積極的に展開。フルーツなどの副原料を使用した個性豊かなビールまで、幅広いラインナップが揃っています。「今日はどれを飲もうかな?」と迷う時間も、また楽しい。まさに一期一会のビール体験が待っています。
本日のラインナップは公式HP「BLOG」にて毎営業日更新されているので、訪れる前にチェックするのもおすすめです。
併設施設:本店&miredo店
月と太陽BREWING 本店
2014年10月の創業から変わらない志を守り続ける本店は、札幌市中央区の創成川公園沿いにあります。木の温もりあふれる店内に足を踏み入れると、カウンター越しに見えるスケルトンキッチンから、スタッフの手元がライブ感たっぷりに見える。料理が仕上がる瞬間のシズル感と、グラスに注がれるビールの泡が立ち上がる音。視覚と味覚、両方で楽しめる空間です。
カウンター8席、テーブル4名掛け7卓、立ち飲みカウンター4卓の総席数36席。お一人様でふらりと立ち寄るもよし、仲間とワイワイ楽しむもよし。肩ひじ張らずに、心を込めて作っているビールと料理を楽しめるのが、本店の魅力です。

おすすめフードは、道産じゃがいものフライドポテトや知床鶏のふりそでビアザンギ、そして本店名物の濃厚クリーミーナポリタン。北海道の四季を巡って登場する魅力あふれる素材を使った料理は、どれもビールとの相性抜群。料理だけでもよし、ビールと合わせたらなお良し。心を込めて作る料理が、あなたのビール時間をより豊かなものにしてくれます。
月と太陽BREWING miredo店

2020年6月にオープンしたmiredo店は、札幌駅・大通エリアの大同生命札幌ビル1階、チカホ直結という好立地。札幌中心部のビールオアシスとして、観光客から仕事帰りのビジネスパーソンまで、幅広い層に愛されています。
札幌駅前通りを見渡せる窓際の席に座れば、北海道の四季折々の景色を眺めながらビールを楽しめます。夏はテラスで開放的に、冬は暖かな店内でホワイトイルミネーションを横目に。カウンター14席、テーブル4名様掛け4卓の総席数30席で、お一人様から大人数まで気兼ねなく利用できます。
営業時間は11:00〜22:00と、明るい時間からビールを楽しめるのも嬉しいポイント。買い物がてらに一杯、ランチタイムにビールとフード、そんな気軽な使い方ができる貴重なお店です。
ブルワリー様からのメッセージ
美味しいビールと美味しいフードをご用意していつでもお待ちしております!
飲みに来ればいいべや!
— 月と太陽BREWING株式会社
まとめ
「クラフトビール、ちょっと敷居が高そう…」そんなふうに感じていた方にこそ、月と太陽BREWINGは訪れてほしいブルワリーです。「北海道をクラフトビール王国へ」というコンセプトのもと、初心者にも優しい多彩なスタイルと、雑味のないピュアな味わいを大切にしてきた10年間。その想いは、一杯一杯のビールに、丁寧に刻まれています。
定番のPilsner、Pale Ale、IPAは、どれも「初めてのクラフトビール」として安心して楽しめる仕上がり。そして毎日10種類のラインナップから、その日の気分で選ぶ楽しさ。創業当時の志を守る本店と、札幌駅直結で気軽に立ち寄れるmiredo店。どちらも、肩ひじ張らずにビールと料理を楽しめる空間です。
ビールを通じて、人と人、地域と未来をつなぐ存在であり続けること。それが、月と太陽BREWINGの変わらない想いです。「いい夜だった」と眠りにつける、そんな一杯に出会いに、ぜひ足を運んでみてください。
飲んでみたい方 → 公式オンラインショップで缶ビールをお取り寄せ
訪れたい方 → Googleマップで経路確認
応援したい方 → Instagramでフォロー&シェア
では、またの記事でお会いしましょー!さあ、かんぱーい🍻
