
網走ビール株式会社
ブルワリー基本情報
本記事に掲載している写真やロゴは、ブルワリー様よりご厚意で使用許可をいただいたものです。無断転載・無断使用は固くお断りします。現地の空気感をそのままお届けできれば幸いです。
ブルワリーのストーリー
北海道の東端、オホーツク海に面した網走市。冬には流氷が接岸し、知床の雄大な自然にも近いこの街で、網走ビールは誕生しました。
すべてのはじまりは、1998年の小麦ビール研究でした。何度も試作を重ね、同年に網走ビール株式会社を設立。翌1999年には網走ビール館を開業し、本格的なクラフトビール造りが始まったんです。
そして2008年、この街に革命を起こす一杯が誕生します。それが「流氷ドラフト」。オホーツクブルーと呼ばれる鮮やかな青いビールは、またたく間に全国で話題になり、網走ビールの名を日本中に広めることになりました。
網走ビールが大切にしているのは、「網走でしか作れない商品」を造ること。流氷、知床、さくらんぼ、網走監獄……この街の個性を、ビールという形で表現しています。
地元の東京農業大学や市と連携しながら、網走産の麦芽、小麦、さくらんぼといった地元原料を積極的に使用。地域に根ざし、地域に貢献する——そんな想いが、一杯一杯に込められています。
網走ビールの特徴
網走ビールの最大の魅力は、「見て楽しい、飲んでおいしい」ビール造り。青、緑、赤、黒……とカラフルなラインナップは、まるでアートのよう。でもこれ、ただ目を引くためだけじゃないんです。
それぞれの色には、網走の四季や風景がちゃんと意味を持って込められています。冬は流氷の青、春は知床の新緑、夏はハマナスの赤、秋は収穫の黒——網走の1年を、グラスの中で旅できるんです。
そして製法にもこだわりが。日本の地ビールでは数少ない「三釜方式」を採用しています。3つ目の窯で副原料を加えることで、個性豊かな味わいを生み出すドイツの伝統的な醸造法。「デコクション法」と組み合わせて、深いコクと風味を引き出しているんです。
網走ビールは、ビールが苦手な人でも楽しめるビールを目指しています。だから苦味を抑えたり、フルーティーな香りを加えたり。初心者でも手に取りやすい設計なのが、うれしいところです。
さらに、オホーツクブランド認定やジャパングレートビアアワーズ受賞など、数々の評価も獲得。農林水産省の「ディスカバー農山漁村の宝」にも選定され、地域とともに歩むブルワリーとして認められています。
代表作(看板ビール)の紹介
網走ビールといえば、やっぱりこの一杯。
流氷ドラフト

網走ビールの看板商品であり、全国にその名を轟かせた伝説の一杯。オホーツク海の流氷を仕込水に使用し、天然色素クチナシで鮮やかなブルーに仕上げています。
グラスに注ぐと、白い泡がまるで海に浮かぶ流氷のように広がる——その光景は、思わず写真を撮りたくなる美しさ。味わいはすっきりとした爽やかな飲み口で、ビールの苦味が苦手な人でもゴクゴク飲めちゃいます。
開発コンセプトは「網走でしか作れない商品」「ビールが苦手な人でも飲める味わい」「地元に貢献できる商品」の3つ。そのすべてを体現した、網走の冬を象徴する一杯です。
こんな日に飲みたい: 友だちとのパーティーや、ちょっとサプライズを仕掛けたい日。インパクト抜群なので、話題性は間違いなしです。
その他のラインナップ
網走ビールは、流氷ドラフトだけじゃありません。網走の四季や名所をイメージしたカラフルなラインナップが揃っています。
知床ドラフト

世界遺産・知床の新緑をイメージした、透き通るようなグリーンのビール。シトラホップを使用し、柑橘系の果皮を思わせる爽やかな苦味と香りが特徴的です。見た目の割に甘すぎず、バランスの良い味わいに仕上がっています。
桜桃の雫(おうとうのしずく)

網走は日本最北端のさくらんぼ産地。オホーツク海からの風を受けて育った、力強い香りと豊かな味わいが特徴の網走産さくらんぼを使用したチェリービアスタイルです。フルーティーな甘みと爽やかな酸味が口の中に広がり、ビールが苦手な女性にも大人気の一杯。
ABASHIRIプレミアムビール

網走産の大麦麦芽を使用した正統派ビール。麦芽の深い味わいと、アメリカンホップの爽やかでフルーティーな香りが特徴です。苦味・香り・甘みのバランスが絶妙で、「ちゃんとしたビールが飲みたい」ときにぴったり。網走産原料100%へのこだわりが詰まった一杯です。
監極の黒

網走の有名観光地・網走監獄をイメージした黒ビール。厳選された5種類の麦芽を使用し、香味豊かで上質なスタウトに仕上げました。深いコク、まろやかな味わい、カラメル麦芽の香ばしさ——黒ビール好きにはたまらない一杯。初期糖度を上げて醸造しているので、飲みやすさも抜群です。
ABASHIRI White Ale

網走産秋播小麦「きたほなみ」を原料に使用したベルギースタイルのホワイトエール。小麦由来のまろやかな飲み口に、オレンジピール・コリアンダーシードによる柑橘系の香りがふわり。無濾過製法でビタミンB豊富なので、美容や健康を気にする女性にも人気です。
ABASHIRI Golden Ale

網走産大麦麦芽とドイツ産麦芽をブレンドし、クラフトビールの本場イギリス・アメリカで広く用いられる「ステップインフュージョン方式」を採用。すっきりした口当たりの中に麦芽本来の旨味とほのかな甘み、柑橘系の果皮を思わせる爽やかな苦味が楽しめます。シンプルでありながらくせになる味わいです。
ABASHIRI Artisan Ale

網走産大麦麦芽を含む5種類の麦芽をブレンドし、ヴァイツェン酵母とアメリカンホップで醸造。フルーティーなヴァイツェンの風味に、アメリカンホップの鮮烈な香りを掛け合わせた、今までにない個性的な一杯。奥深いコクと爽やかな香りが特徴的で、玄人好みの味わいです。
その他にも、流氷をイメージした「オホーツク流氷 塩レモンサワーの素」や、地元高校生が育てた山葡萄を使った「オホーツク網走 山葡萄サワーの素」など、リキュール系のラインナップも充実。網走の豊かな自然を、さまざまな形で楽しめます。
原料・製法のこだわり
網走ビールが本当にすごいのは、「網走でしか作れない」へのこだわりです。
まず原料。網走産の大麦麦芽、秋播小麦「きたほなみ」、さくらんぼ……と、地元の農産物を積極的に使用しています。地元の東京農業大学網走寒冷地農場で育った二条大麦を使ったビール開発も行われ、「100%網走産」のビールを目指す取り組みも進んでいます。
そして製法。日本の地ビールでは数少ない「三釜方式」と「デコクション法」を採用し、もろみの一部を煮沸して再投入することで温度を上げていく伝統的なドイツ製法を実践。これにより、深いコクと風味を生み出しています。
さらに、天然色素へのこだわりも特筆もの。鮮やかな青や緑の色づけには、合成着色料ではなく天然色素のクチナシを使用。綺麗で鮮やかな色を出しながら、ビールの味を落とさないよう麦芽の使用比率を調整しています。
ビール酵母を活用した地域貢献も忘れてはいけません。「ビール酵母で育てる畑のお米チャレンジプロジェクト」として、ビール酵母細胞壁由来の肥料原料を活用した米作りにも成功。地域コミュニティや農業の活性化にも取り組んでいるんです。
網走という土地に根ざし、網走の資源を生かし、網走に還元する——そんなサイクルが、網走ビールの味わいを支えています。
併設施設

網走ビールを味わうなら、「YAKINIKU 網走ビール館」は外せません。1999年に開業したこの施設は、網走ビールの直営店舗として、できたてのビールと上質な焼肉が楽しめる贅沢な空間です。
1階はニューヨークテイストのスタイリッシュな雰囲気、2階は和風の落ち着いた空間と、シーンに合わせて選べる造り。店内横には網走川が流れ、優しく暖かい光に包まれながら、ゆったりとした時間を過ごせます。
1階テーブル席68席、2階掘りごたつ60席と広々としているので、ウェディング二次会や宴会にもぴったり。最大70名様まで対応可能で、グループでワイワイ楽しむのにも最適です。
メニューはもちろん、網走の知床和牛やあばしり和牛といった上質なお肉が中心。焼肉とクラフトビールのペアリングは、最高の組み合わせです。網走ビール全種類を飲み比べできるセットもあるので、初めての方でも安心して楽しめますよ。
網走市南2条西4丁目という中心部にあり、JR網走駅から徒歩約12分とアクセスも良好。観光の締めくくりに、ぜひ立ち寄ってみてください。
ブルワリー様からのメッセージ
「北海道網走市にてクラフトビールの製造をしています。流氷を仕込水に使用した流氷ドラフトや、網走産の麦芽や小麦、さくらんぼなど地元の原料を使用したここでしか製造できない網走ならではの個性豊かな商品造りをおこなっています。」
まとめ
網走ビールは、「見て楽しい、飲んでおいしい」を体現したブルワリーです。
流氷の青、知床の緑、さくらんぼの赤、監獄の黒——カラフルなビールたちは、ただ目を引くだけじゃなく、網走の四季や風景をちゃんと物語っています。そして、地元原料へのこだわり、三釜方式という伝統製法、地域とともに歩む姿勢……すべてが、「網走でしか作れないビール」という想いに集約されています。
ビールが苦手な人でも楽しめる設計だから、初心者にもやさしい。それでいて、ちゃんとビール好きもうなる品質。そんなバランス感覚が、網走ビールの魅力です。
もし網走を訪れる機会があったら、ぜひ「YAKINIKU 網走ビール館」で、できたてのビールと上質な焼肉を味わってみてください。オホーツクの風景を思い浮かべながら、グラスを傾ける——そんな贅沢な時間が、あなたを待っています。
今日は網走の風を感じながら、カラフルな一杯を楽しんでみませんか?
では、またの記事でお会いしましょー!さあ、かんぱーい🍺
